



淡路島北部、標高170メートルの山間部丘陵に鎮座する「舟木石上神社」。古代の太陽祭祀跡とされる磐座(石神座)が鎮座し、今なお女人禁制が里人の間で固く守られる。
★北緯34度32分のライン 北緯34度32分の線上に並ぶ聖地群——伊勢・神島・堀埼山・倶留尊(三重)→ 室生寺・長谷寺・三輪山・二上山(奈良)→ 日置荘・大鳥神社(大阪)→ 伊勢久留麻神社・舟木石上神社(淡路島)。これらすべての地で古くから日の神信仰が続いてきた。
★天照皇大神と大日如来の合祭 太陽神の本体として天照皇大神(神道)と大日如来(仏教)が想定され、この石神座では両者を合祭している。
★日を迎える座と日を送る座 太陽を信仰する地には「日を迎える座(朝日に向かう祭事・男性が司る)」と「日を送る座(夕日に向かう祭事・女性が司る)」がある。女人禁制はここからきたもの——現在この制度が崩れているなかで、当社は今なお里人の間で固く守られており、民族学上からも貴重な存在である。
「石上神社」は大和の石上神宮(物部の総本社)と同じ神名を持つ。淡路島はイザナギ・イザナミの国生み神話の舞台——その北部に、さらに古い信仰の層が重なる場所。
登与士さんのGO-ENで訪問が実現。